リモート生活で増えたぜい肉を落とす超簡単テク まずは「お腹とお尻」に徹底的にこだわるべし

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リモートワークで気になる体重増、体力低下をなんとかしたい人は必見!(写真:kai/PIXTA)
リモートワークで増えた体重を落としたい、低下した体力をなんとかしたい、筋力をつけたい……。日々の生活の中でそう感じている人は少なくないはず。そこで、テレビや雑誌などのメディアで健康情報を発信するトレーナーの坂詰真二さんが、疲れない体、引き締まった体、自信がもてる体をつくるメソッドを伝授するシリーズ。1回目は「まず手をつけるべき運動」について解説します。

新型コロナの新規感染者数が減り、少しずつ日常を取り戻しつつある昨今ですが、長期間の自粛、リモートワークなどで体力の低下や体重の増加を感じている人は多いのではないでしょうか?

その運動不足を解消するにはもちろん運動が不可欠ですが、皆さんがまず手をつけるべき運動は何でしょうか? 次の3つから選んでください。

A有酸素運動 B筋トレ Cストレッチ

運動不足で体力低下が気になったら…

正解はCの「ストレッチ」です。思った通りでしたか? それとも意外だったでしょうか?

もちろん、全身持久力(呼吸器、循環器系の機能)を高める有酸素運動も、筋肉量と基礎代謝を上げる筋トレも大切です。ですが、運動不足で体力が低下してしまったあなたが、まず取り組むべきなのは、体の柔軟性を高めるストレッチなのです。その理由は5つあります。

1つめの理由は、さまざまな体力のなかで特に衰えやすいのが柔軟性だからです。有酸素運動や筋トレは即効性がなく、効果が表れるまでに時間がかかります。反面、運動をやめた場合の持久力や筋力の低下もゆるやかで、1週間程度は効果が持続します。

一方、柔軟性を高めるストレッチは、実施したその場で効果が表れ、体が柔らかくなる即効性のある運動です。

例えば、長座体前屈(足を伸ばして座った状態で前屈する)は、1回めより2回めのほうが、2回めよりも3回めのほうが記録はよくなります。ですが、その反面、ストレッチの持続時間は長くはなく、1~2日でほとんど元に戻ってしまいます。ですから、運動不足でもっとも衰えているのは柔軟性であり、ここから手をつけるべきなのです。

2つめの理由は、ストレッチは単に柔軟性を高めるだけでなく、体のコンディションを整えてくれる働きもあるからです。

基本的に、運動は体を一旦疲労させることによって、その刺激に体を適応させながら少しずつ体力を高めるものですが、柔軟性を高めるストレッチだけは別物。疲労を起こすどころか、筋肉の緊張をほぐして血行を促し、疲労を和らげる効果があるのです。

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