知っておきたいウォーキングで効果を上げるテク ある部位を意識するだけでケガも予防できる

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正しいウォーキングをしてこそ効果が上がるもの。これを機に歩き方を見直してみてもいいかもしれません(写真:8x10/PIXTA)
リモートワークで増えた体重を落としたい、低下した体力をなんとかしたい、筋力をつけたい……。日々の生活の中でそう感じている人は少なくないはず。そこで、テレビや雑誌などのメディアで健康情報を発信するトレーナーの坂詰真二さんが、疲れない体、引き締まった体、自信がもてる体をつくるメソッドを伝授するシリーズ。2回目は「ウォーキングで大事なこととは?」について解説します。

1990年前後のバブル期後半のフィットネスブームともに広まった有酸素運動(エアロビクス運動)。全身を一定の強度でリズミカルに動かす有酸素運動は体脂肪の燃焼を促進し、心臓や肺などの呼吸器循環器系の機能を高めてくれます。

その代表格がウォーキングやランニングですが、さて、安全で効率よくウォーキングやランニングをするために、私たちが最も気を付けるべきことは何でしょうか? 以下の3つから選んでください。

 A つま先を正面に向けること
 B 膝を高く上げること
 C 歩幅をできるだけ広くすること

正しい歩行を知ればケガをしにくい

正解はAの「つま先を正面に向けること」です。正解できたでしょうか。

正しいウォーキングというと、まず、行進のように膝を高く持ち上げるイメージを持つ方が多いのですが、これは実は間違いです。

短時間にハイスピードで走る100m走や200m走といったスプリント(短距離走)では、地面を強く踏むために膝を股関節近くまで上げます。

しかし、長時間、ゆっくりと下肢を前後に振るウォーキングやランニングでは、膝を上げることを意識してしまうとかえってスピードが低下してしまいますし、股関節にも負担がかかって痛みが生じやすく、運動を長く続けることができなくなります。

その理由を詳しくお話ししましょう。

ウォーキングやランニングは、股関節を軸に下肢を前後に振り子のように振る運動で、うしろに振る際に地面を押し、その反作用で体を前に進めます。ところが、膝を無理に上げようとすると、下肢は前後ではなく上下に動くことになるので、体を前に推し進める力が弱まってしまい、速度を上げることができないのです。

次ページ無理に歩幅を広げるのがダメな理由とは
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