「SNSばかり見る」状況を変える時に有効な対策2つ 1日24時間の使い方を改めて考える機会にも

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SNSの使い方に悩んでいる人、ネットを使う時間を短くしたい人は、一度スマホ断ちしてみるのもありかもしれません(写真:タカス/PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

以前のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)との付き合い方の記事(こちら)を読んで投稿します。
なんとなくムダなことをしているな、と自分でも思っていた矢先だったので、非常に参考になりました。おっしゃる通り、ツールに振り回されるのはばからしいと今では思っているものの、やはり習慣としてやってしまうし、1つでも「いいね!」をもらえると、やはりうれしいという感情を捨てきれずにズルズルと来てしまっています。
こうした困った習慣を変え、仕事に人生に邁進したいのですが、何かいい方法はないでしょうか。
NY 会社員

1日24時間という時間は皆にとって平等で変えることはできませんが、それをどう使うかは個人の価値観や、志によりいくらでも変えられます。結局、時間の使い方は「人生どう生きるか」と同意義なのです。

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SNSは別に無理してまでやめる必要はないかと思いますが、ご自身でツールとの付き合い方に疑問を持たれているのであれば、以下のような方法は有益かもしれません。

まずは断捨離、そして思考を変える、の2点です。

ネットに繋がらない場所にあえて身を置く

前者の断捨離ですが、読んで字のごとくいったんSNSをやめてみる、ということで、ちょっと短期的な視点での行動です。よくスマホやネットに振り回される生活から脱却すべく、ネットに繋がらない場所にあえて身を置いたり、または一定期間電源を切ってみる、ということをする人がいますが、それと同じです。

いったんネット環境から距離を置いてみることで、自分の人生においてスマホやネット、SNSは大切だと痛感するのか、それともやっぱり不要だと感じるのか、そしてそれはなぜか? といったことがいったん距離を置くことで見えてくる可能性はあります。

SNS投稿や閲覧に費やしていた時間を他のことに使えるようにもなります。そうして今まではあって当たり前だったのこと、惰性も含めてやっていたことが、「ない」前提となると、必然的にいろいろと考えるきっかけにはなります。

その間に、SNSから離れるだけではなく、例えば運動や読書などの新しい習慣を身につけることができるかもしれません。そうすると、古い習慣であるSNSの人生における優先順位が低くなる可能性はあります。

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