「人見知り」でも「人脈のつくり方」を学ぶべき理由 「800人超」から得た知見を体系化、形式知化

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レベル1

人的ネットワークを拡げたいと考えて、ネットワーキングの活動を開始した段階。興味のある集まりに参加をしたり、所属しているコミュニティー(親しんだ職場の仲間や古くからの友人との集まりなど以外)の懇親会や勉強会に積極的に参加したりしている状態。一参加者だとしても、会話を盛り上げるなど場の活性化につながる発言や行動を積極的に行っている。このレベルの具体的な例としては、以下のようなことが挙げられる。

□異業種交流会に参加をして、顔見知りがいない中でも懇親会に参加して積極的に場を盛り上げる。

□SNSで公開されているオンラインイベントに参加して、イベント終了後にほかの参加者とつながる。

場づくりに寄与している段階のレベル2

レベル2

ネットワーキングの意義を理解して、積極的に所属しているコミュニティーの場づくりに寄与している段階。勉強会や懇親会のようなイベントの幹事をするなど、所属しているコミュニティーで中心となって活動をしている状態。積極的に新しいコミュニティーにも入っていき、その場その場での場づくりを中心となって行っている。

このレベルの具体的な例としては、以下のようなことが挙げられる。

□仕事に直接関係しないコミュニティーに所属し、その輪の中で飲み会や勉強会の企画をするなど幹事を担うことが多い。

□前述のレベル0やレベル1の人がコミュニティーに入りやすい場づくりを行っている。

レベル3

自ら発信をして、価値観に沿ったネットワークづくりをしている段階。自分の興味や関心のある分野に選択と集中をしてコミュニティーを立ち上げたり、自身の得意分野をSNSなどで発信したりしている状態。自分が得意とする分野での勉強会や、イベントを開催したりしている。

このレベルの具体的な例としては、以下のようなことが挙げられる。

□いろいろなコミュニティーに属するのではなく、自分の興味関心がある分野に絞ってコミュニティーを立ち上げる/中心となって活動している。

□自分が周囲に貢献できるスキルや、自分の興味がある分野での知識を生かして、自ら人を集めて勉強会などを開催している。

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