最後に中田様、貴女の婚家の方たちは、貴女がこまねずみのように働いて当然の人だと信じて疑っていないようです。ご夫君は、貴方を守るうえで役に立ってはいません。義弟のお嫁さんたちも無神経すぎます。
このような人たちには、常識で当たっても勝てません。ここでは中田様の状況がご相談内容にあるような「何をしても嫌われるという状況で、こき使われるのが当たり前になってしまっている」という想定のもと、二つの方法をお勧めします。
自分も里帰りをすると宣言しましょう
まずは年末に、切り出しやすいように体の変調を訴えて(演技の必要はありません)、堂々と年末年始は実家で休憩すると言って帰省します。姑さんの顔色を窺ってはいけません。強行するのです。正月料理を仕上げたり3が日分の食材を買っておくかは、貴女の気持ち次第です。
もう一つは正月の元旦までつきあって、その日の午後から里帰りを強行します。義弟のお嫁さんたちに、「あとはよろしく」と堂々と伝えるのです。前者の体調を理由に里帰りをした場合も含めて、これからは毎年、年末か元旦からは、自分も里帰りすると伝えましょう。
どうせ何をしても貴女は嫌われます。それ以上、その人たちの犠牲になることはありません。相当な勇気とエネルギーが要りますが、このような「嫁の主張」は、「何もかも放り出す」より前にするべきです。普段から気の抜けない日を送っているのですから、お正月くらいは貴女の体と精神に、休息を贈りましょう。
私の母はいつも、「行く人(嫁)は行って、帰る人(娘)が帰ってくるのがお正月」と言っていました。里帰りの強行後はもっと嫌味を言われたり悪い空気が漂うでしょうが、悪いことをするわけではなく、正月を実家で過ごせた分だけリフレッシュし、その空気を笑い飛ばすくらいに強くなりましょう。
いくら義父母でも、まず理不尽なことにはノーと言える強い人になれるよう、少しずつ努力しましょう。年々老いていく(実家・婚家双方の)親に対する優しさも忘れずにね。
同居の嫁・四半世紀の経験者、パンプキンより反省を込めて。
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