自分の中の「情熱」を簡単に見つける3つの質問 好きなことを見つけることがスタートに繋がる
「アンドレス、あなたはいつも自分のしていることに情熱を持てと言うけれど、あなた自身は自分が創業したすべての会社に同じ情熱を持っているのか?」
私の答えは「ノー」だ。これまで手がけたビジネスのすべてに深い情熱を持っているわけではない。しかし、新しく会社をつくること、アイデアを成功したビジネスとして形にすることに対しては情熱を持っている。私は自分のビジネスを利益が出るまで育て、成功させるのが大好きなのだ。
私がデベロッパーという仕事を愛し、情熱を持っているのは、アイデアが現実になるという魔法を体現しているからだ。アイデアが湧くと、頭の中で思い描き、それを紙に描き、さらに予算を組み、そしてアイデアから生まれた創造物が自分の目の前に現れる。
すべては想像から始まる。すべての創造物は、頭の中にあるイメージから生まれる。アイデアや夢を現実に変え、感じて、見て、触れて、匂いを嗅ぐことができる何かが誕生したときの満足感は、この上ない喜びを与えてくれる。
さらにできあがった創造物は、人はみなクリエイターであり、想像したものを形にする力を自分の中に持っているということの証明でもある。
やりたいことや情熱を見つけるエクササイズ
自分の情熱を見つけるのは、思っているよりも簡単だ。次の質問に正直に答えれば、残りの人生でやるべきことが見えてくるだろう。
・お金がもらえなくても、5年間やってもかまわないと思えるものは何か?
・お金の心配がまったくないとしたら、何をしたいか?
情熱を持つ対象は下手の横好きでもかまわない。それがない人生など想像できないというのなら、それがあなたの情熱だ。
1.したくないことのリストをつくる