※石田勝紀先生へのご相談はこちらから
どう言えば、子どもは動いてくれるのか?
「どのような言葉かけをしたらいいですか?」
この質問はこれまで数多く聞いてきた質問です。筆者はMama Caféというライトな子育てコミュニティを主宰しており、この6年で1万人を超える母親から質問を受け、回答してきました。その中でも圧倒的に多い質問のひとつが「声かけ」「言葉かけ」に関するものでした。
例えば次のような質問です。
・好きな科目ばかりで苦手科目を勉強しないときに、どう声をかければいいですか?
・お手伝いをしてくれない子にどう言葉をかけたらいいですか?
・宿題をなかなかやらず面倒くさがる子への言葉かけはどうすれば?
・ゲームばかりで宿題しない子にかける言葉は?
確かに言葉は大切です。どのような言葉を使うかで、子どものみならず大人も気持ちが変わったり、行動が変わったりします。しかし、どのような場面でどのような言葉を使えばよいかは、人生を積み重ねる中で経験を通じて自然と学ぶものであって、ルールや教科書があるわけではありません。
それにもかかわらず「声かけ・言葉かけ」についての質問が多いのは、親にとっては初めての子育てで、自分の人生経験が通用しなかったりするからでしょう。大人には適切な言葉をかけることができても、わが子にはできないというのは、当たり前のことでもあります。また、わが子に対しては、特別な感情が出てしまい、冷静な対応ができなかったりします。
しかし、難しいというだけでは何も解決はしないため、山田さんには、「子どもへの声かけ・言葉かけ」の考え方についてご紹介します。この考え方は、筆者がこれまで5万人以上の子どもたちを指導し、さらに1万人以上の親御さんとのやりとりを通じてつかみとったことです。必ずしもすべての人に通じる絶対の方法とはいえませんが、参考になればと思います。
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