母たちは、「罪悪感」から逃れられるか?

周囲の”雑音”との付き合い方を考えよう

 結婚・出産で大きく変化する女子の人生は、右にも左にも選択肢だらけ。20代はもちろん、30代になっても迷いは増すばかり。いったいどの道を選べば幸せに近づけるのか? 昨年、東洋経済オンラインに登場、大反響を呼んだ元リクルート“最強の母”堂薗稚子さんがお答えします。

 今回は、保育園に子どもを預けて働くことに罪悪感を感じるワーキングマザーの方に、お悩み相談をいただきました。

堂薗稚子さんの著書『 「元・リクルート最強の母」の仕事も家庭も100%の働き方』(角川書店)も発売中です
(ご相談)
 私は、出産ギリギリまで終電残業しながら働き、生後半年で保育園に子どもを預け、今は定時退社で働いていて、子どもも2歳になります。
 最近、子どももいろいろと理解してきて、朝、保育園に預けるともう、園中に響くほどの大泣きの日々。自分が好きな仕事をして、自己満足のために子どもも犠牲にしているのではないかと罪悪感にさいなまれます。
 そんな、自分でも葛藤してる中、時には小さいときから預けてかわいそう。保育園を体調不良で休んでると、やっぱり、小さいときから集団生活は大変だね……、心の発達には3歳までは母親といないといけない……などなど。気になる声が聞こえてきます。
 それに対して一喜一憂してはいけないとわかっていても、してしまう場合、どのような心持ちでいましたか?
 また子どもとはどうやって向き合っていますか? 教えてください。よろしくお願いします。

働く母の悩みは、たぶん、ずーっとなくならない

あなたの気持ち、すごくよくわかりますよ。たぶん、働く母親の大半が経験したことのある感情だと思います。

大泣きする子どもを保育園の先生に預けるときの後ろ髪を引かれる思い。職場だけでなく、時には身内から言われたりする「かわいそう」という言葉。それらに対する反発や落ち込み。子どもが大きくなってもお勉強や情緒的な成長など、さまざまな気がかりが次から次へと押し寄せてきて、「働いている自分のせいなのか」という悩みがなくなることはきっとないでしょう。

「辞めるべきか、続けるべきか」ではなく「どういう心持ちで過ごすべきか」を考えているあなたは、きっと今後も仕事を辞めない気がします。そして私と同じく、また、働くほとんどの母と同じく、きっと、これからも悩み続けていくことになるでしょう。

この国にも働く母は数えきれなくらいいるわけですから、みなさんがそれぞれの「心持ちノウハウ」をお持ちのはずです。そういうTIPSを集めてみる、それだけでも、「自分だけが感じる感情ではない」「みんな悩んでいる」と、気持ちが楽になるかもしれませんね。

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