「自分は何もできない」と諦める人でも成功する訳 ライフシフトに「踏み出せない人」へ唯一のコツ

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このような活動は、いろいろなきっかけから始まっているのですが、なにより、僕自身が周りの方から刺激をもらうため、そして、結果として自分の心のバランスを守るために、楽しみながらやっていこうという意識を持ってやっています。

合理的に考えたら、わざわざそんな活動を仕掛ける必要はないのかもしれません。ですが、誰かと雑談するとか、疲れるところもあるけれど新しい人と出会うということが自分には必要だったと、この2年間で再認識しました。

ゾンビゾーンを恐れるな

「ゾンビゾーン」という言葉があります。人が変化をするときには、ビフォーからアフターへと一瞬で変わるわけではありません。変化には一定の時間が必要で、その過程では「次にやりたいことが見つからない」「自分は何もできない人間だ。チャレンジしても失敗するだろう」など、ゾンビのようにモヤモヤとさまよう期間が必ずあるのです。

ゾンビゾーンに入ると、「もう二度と立ち直れない」「どうせ自分なんて」などと劣等感にさいなまれることがあります。でも、それはおかしいことではないんです。そんなときは、「誰しもそういうものなんだから、それでいいんだ」と考えるといいと思います。

人によって、その期間の長さや、右往左往する度合いは違うと思いますが、基本的にゾンビゾーンに入るものなのだと思えば、焦って次を決めてしまったり、劣等感に負けて本意ではない安易な方向に進んでしまうことも少なくなるでしょう。

ゾンビゾーンにいると、一生このままかもしれないと感じてしまったり、自暴自棄になったり、生活が成り立たなくなってしまうことなども起こります。でも、一生ゾンビであることはありません。明けない夜はないのです。

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