あなたが「ぬか床」をダメにしてしまう本当の理由 「ズボラ」「意志が弱い」は関係ない意外な真実

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キュウリやナスが最盛期を過ぎたこの時期のぬか漬けはカボチャが美味しい。生のまま突っ込んどけば出来上がり!(写真:筆者提供)
疫病、災害、老後……。これほど便利で豊かな時代なのに、なぜだか未来は不安でいっぱい。そんな中、50歳で早期退職し、コロナ禍で講演収入がほぼゼロとなっても、楽しく我慢なしの「買わない生活」をしているという稲垣えみ子氏。不安の時代の最強のライフスタイルを実践する筆者の徒然日記、連載第25回をお届けします。

なぜぬか漬けが長続きしないのか?

前回、家に「ぬか床」を常備さえすれば、もうまったく何のコストもかけずとも快腸・快便生活、すなわち「健康の基本のキ」が、誰だって、たちまち、難なく手に入るということを、経験者として力の限り書かせていただいたところである。

稲垣えみ子氏による連載25回目です。

ってことで当然、個人的にも、会う人会う人に「ぬか漬けやりません?」とオススメしているわけなんだが……どうもね、これがうまくない。

いや皆さん、若い方から年配の方まで、案外ちゃんと興味は持ってくださる。だがしかし。簡単ダヨ大丈夫ダヨというわが説得に負けて「じゃあやってみるか」となってもですね、これがいかんせん長続きしない。

原因は、ほぼ100%「混ぜるのが面倒」ってやつである。最初のうちこそ張り切って混ぜ混ぜするんだが、次第にその回数は減り、結局ほったらかしとなり、ぬか床ごと捨てるハメに……というパターン。

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