「ヤバい日本経済」、本当はイケてない? 年末の消費税10%決定、「それでいいの」か

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さて、週末は関屋記念(8月17日)である。暑い盛りに、新潟競馬場で行われるマイル戦だ。今年は例年にも増して有力馬が集まり、お陰で予想がつけにくく、その分、ギャンブルとしては魅力的なレースとなっている。人気どころはダノンシャーク、エキストラエンド、マジェスティハーツ、クラレント、サトノギャラントなど。

肩入れしたいのは、3歳馬ショーナンアチーヴ

競馬好きエコノミスト3人の鼎談「ヤバい日本経済」を読むと人生が変わります

ここで肩入れしてみたいのは、人気薄の3歳馬ショウナンアチーヴである。4月のニュージーランドトロフィー(G2)では見事な末脚で勝利したが、続くNHKマイル(G1)では6位に終わった。

しかし2歳時には、朝日フューチュリティーステークス(G1)で2位の実績あり。そのときの1位、アジアエクスプレスは先週、レパードステークス(G3)で見事な復活を遂げた……。ね、そそるでしょ?今回はなんと斥量53キロと恵まれた。ベテラン、柴田善臣騎手に乗り替わるのも吉兆と見た。ヨシトミさん、3日に行われたアイビスサマーダッシュ(G3)も含めて新潟では好調じゃありませんか。

こういう馬の単勝と複勝を買ってじっくりレースを待つ。これぞ競馬ファンの楽しみというもの。景気とは違って競馬は、短期決戦で答えが出る。エコノミストに競馬ファンが多いのは、実はそういう理由があるからかもしれない。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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