アメリカの高校生が学ぶ「自分のお金を守る」方法 詐欺の手法、個人情報やパスワード管理まで…
パソコン、スマートフォン、タブレットには、あなたの個人情報が詰まっている。誰かに不正にアクセスされたら大変なことだ。電子機器に保存された個人情報を守る手段は決まっているので、それをすべて実行すること。
最初に行うのはデータのバックアップだ。機器が故障することもあれば、ウイルスに感染してデータが消えてしまうこともある。バックアップが済んだら、次は、セキュリティーソフトのインストールだ。これでウイルス、スパイウェア、マルウェアといった悪意ある攻撃から、あなたのパソコンやスマホを守ることができる。ログインID、パスワード、ネットバンキングの情報などが盗まれたら、大きな詐欺の被害に遭う危険が高い。
無線の電波を使うときも注意が必要
無線のインターネット接続(Wi-Fi)はとても便利だが、セキュリティーの面では危険がいっぱいだ。無線の電波は簡単な機械で傍受できるので、悪用する人が後を絶たない。ケーブルでつないでいる場合は電波を使わないので、情報を盗むのは難しくなる。
無線を使うときは、パスワードで守られているネットワークであることを確認すること。例えパスワードで守られていても、お金に関する情報は無線で送らないほうが無難だ。ケーブルでネットにつないでいる会社のパソコンなどを使うようにしよう。街中でWi-Fiに接続するときは、信頼できるネットワークか確認すること。VPNも通信の安全性を高めてくれる。
スマートフォンは実質的に持ち歩けるコンピューターなので、セキュリティーもパソコンと同じように考えなければならない。パスワードでロックするのは大前提だ。信頼できない作者のアプリにも注意すること。iPhoneのアプリはチェックが厳しいので心配ないが、アンドロイドを使っている人は気をつけなければならない。それからデータのバックアップも忘れないように。スマホが盗まれたり、壊れたりしたら、貴重な情報にアクセスできなくなってしまう。スマホ用のセキュリティーアプリはまだ生まれたばかりだが、それでも入れたほうがかなり安全になる。
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