「20代で家業再建した2代目」が示す探究の凄み ミシュラン二つ星獲得したすし名店の流儀

自分の頭で考え、突き詰めていく
僕はすし職人です。食材が持っている芯にある美味しさをシンプルに表現しなければいけません。なので、食材の産地にも深くこだわらなければいけません。
「なぜそうするのか?」「今の時代にその仕事でよいのか?」「自分が扱っている食材にその仕事が見合っているのか?」などと疑ってみたり、固定観念を取り払ってみたり。自分の頭で考え、突き詰めていくことで新たな美味しさにたどり着くことができるのです。
再構築してさらに昇華していくと仕事が面白くなるのはもちろん、お客様にも喜んでいただけます。美味しいすしというよりも、心が動くすしを作りたい。その一心で書物を読みあさり、産地を訪ね、食材と向き合ってきました。
ここで、僕が使っている道具や食材の「基本」をいくつか紹介します。
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