数学が好きな人だけに見える「楽しすぎる日常」 日常生活の中にある「数学」を見いだすメリット
数学好きの特徴は?
私はこれまで、数学に携わる多くの人たちに出会ってきた。数学者、数学教育者、アクチュアリー、データサイエンティスト、といった数学の世界に身を置く職業に就いている人をはじめ、趣味で数学を学ぶ人、さらには数学の魅力を伝え合う場を手がける人、そこに毎回足を運ぶ人……また、これからの未来を担うであろう数学好きの小中高生。
彼らの習慣や嗜好、これまでの経験などを観察してみると、そこには「数学を好きに、そして得意になるヒント」を見つけることができる。
彼らの多くに共通する思考が「あらゆるものを数学にひもづける」ということ。
私の場合は、ケーキを切っているときは、「円の等分」を連想するのは当たり前、漢字を見ても「円の等分」に思いをはせてしまう。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら