数学が好きな人だけに見える「楽しすぎる日常」

日常生活の中にある「数学」を見いだすメリット

私の所属する日本お笑い数学協会のメンバー鯵坂もっちょ氏は、「森」という漢字を見て、フラクタルの操作を進めてしまう。「森」を3回繰り返した漢字は森よりもっと激しい「ねったいうりん」と読むのだろうか? さらに3回繰り返せば、もうそれは「げんせいりん」だろうか?

ねったいうりん?(出典:『笑う数学 ルート4』)
げんせいりん?(出典:『笑う数学 ルート4』)

数学のレベルは人それぞれなので結び付ける内容やゴールは違うものの、数学好きの人は日常の中に数学を見いだし、数学に結び付けるクセを持っている。

「家までは、徒歩10分だよ」と言われたら、「不動産の徒歩表記が80mで1分扱いだからだいたい800mか?」と瞬時に計算をしてみる、保元の乱の年号1156年は34の2乗と覚えよう、割り勘の金額を瞬時に計算するにはどうすればいいか?など、じつは身近に存在する算数・数学を見いだすことは、楽しい作業である。

数学好きの人=あらゆるものを数学にひもづける人、と先程述べたが、数学に結び付けるための興味の対象の広さも、必要だ。その秘密は、彼らが数学を好きになったきっかけの中に見いだすことができる。

アンケートデータによる数学好きになるきっかけ

私が以前、450人を対象に、算数・数学に関する意識調査を行った際のデータをご紹介しよう。数学を「嫌い」と答えた人、そして「好き」と答えた人がどういうきっかけでその意識になったのか、というデータを見比べてみると、好きと答えた人のきっかけが実に多様であることがわかった。

(出典:math channel)

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