自粛の今こそ読書!戦略コンサルの「読む技術」

「本の読み方」から「時間の作り方」まで一挙公開

戦略コンサルの「読む技術」とは、どのようなものでしょうか(写真:d-daystudio/PIXTA)
「頭の知性(IQ)」×「心の知性(EQ)」×「プロフェッショナル・マインド」。これは一流の戦略コンサルタントに不可欠な要素だという。そして、この方程式はもはや戦略コンサルタントに限定されるものではない。日本のビジネス社会においても「プロフェッショナルの時代」がやってくる―。
『現場力を鍛える』『見える化』など数多くの著作があり、経営コンサルタントとして100社を超える企業変革に関与してきた遠藤功氏は、「ビジネスにおいて成功を望むビジネスパーソンは、すべからくプロフェッショナルを目指さなければならない」という。
このたび『戦略コンサルタント 仕事の本質と全技法』を上梓した遠藤功氏が、「自粛中に差がつく戦略コンサルの『読書術』と『読む技術』」について解説する。

「継続」してこそ、努力は血となり肉となる

私は32歳で大企業を辞めて、「戦略コンサルタント」のキャリアを歩み始めた。「戦略コンサルタント」は簡潔に言うと、クライアントの企業変革の実現を支援する仕事である。一流の戦略コンサルは「変革のプロ」であり、変革の実現を加速する「触媒」である。

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以後30年にわたるキャリアの中で、4社の外資系ファームで仕事をし、そのうち3社ではパートナー(共同経営者)としてその役割を担ってきた。100社以上の会社と濃密なお付き合いをし、ここ10年は複数の会社の社外取締役、社外監査役、アドバイザーとして経営に関与している。

「戦略コンサルタント」という仕事は、常に自分自身をストレッチさせていなければ成り立たないタフな仕事である。勉強し続け、見聞を広め、思考の訓練を続けることは当たり前であり、その努力を怠れば、決してクライアントの心を掴むことはできず、「プロフェッショナル」として失格の烙印を押されてしまう。

しかし、これは決してこの仕事に限った話ではない。どんな分野であっても、「プロフェッショナル」と呼ばれるキャリアを目指すのであれば、人並外れた勉強や鍛錬は不可欠のはずだ。

プロフェッショナルとして活躍している人は、外からは見えないが、「日常的な不断の努力」をしているものだ。それがその人の仕事ぶりや、姿勢、実績としてあらわれ、市場価値につながるのだと思う。

「不断の努力」とは、それが習慣化、ルーチン化されていることだ。継続してこそ、努力は血となり肉となる

私にも意識的に続けているいくつかの習慣がある。ここでは、そのなかの「読書の習慣」から「読む技術」について解説する。

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