「できない子」を伸ばす親に共通する1つのコツ

ダメ出しでも、一方的に教えるのでもない

できない子どもが、できるようになるための、たった一つの法則とは?(写真:takasuu/iStock)
なぜうちの子は、ほかの子よりうまくできないのだろう。
どうしてこんな簡単なことが、理解できないのだろう。
そう思うことはないでしょうか? そんな親御さんに知ってもらいたいのが「子どもができない理由を考える」という方法です。
教師として赴任する先々でソフトテニスのチームを16回の全国優勝に導き、勉強ではクラス全員の「できない」を「できる」に変える指導をしている先生がいます。
勉強したがる子が育つ「安藤学級」の教え方』や『小学校6年生までに必要な作文力が1冊でしっかり身につく本』の著書がある安藤英明先生に、できない子どもが、できるようになるための、たった一つの法則を伺いました。

子どもが「できない理由」を考えたことはありますか?

スポーツの秋ですね。野球にサッカー、テニスなど、いろんな場所で大会が開かれ、選手たちが奮闘する姿が見られます。

そんなとき、とても残念に感じるのが、指導者や親御さんからのゲキが飛ぶシーンを見るときです。

「どうして大事なところでミスするんだよ!」

「ちゃんと集中して、サービスを入れろ!」

そんなふうに、選手を叱っている指導者や親御さんを見るといつも悲しい気持ちになります。

「ミスしたくてしている子どもなんて一人もいないのに……」

そう思うからです。子どもにしてみれば、

「どうやったら、ミスしないようになれるの? 先生、教えてよ!」

と叫びたい気持ちだとも思います。

私は38年間、小学校の教員をしてきました。また、これまで監督・コーチとして、小中高のソフトテニスで16回もの全国優勝を経験しました。私が住む北海道は冬が長く、年間練習量は強豪校の半分も取れません。田舎の小学校では、団体戦に出る人数がギリギリのこともあります。

それでも毎年のように全国大会で活躍する選手たちを見て、「何か、特別な指導をしているのですか?」と聞かれるのですが、いつも「子どもができない理由を考えて、それを取り除いてあげるだけですよ」と答えます。

子どもができない理由を考える。

たったこれだけのことですが、この方法は、スポーツでも勉強でも、あらゆる場面で応用できる法則だと感じます。

次ページ例えばソフトテニスの場合…
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 中学受験のリアル
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
株式投資・ビジネスで勝つ<br>決算書&ファイナンス

この1冊で企業財務がぐっと身近に。PL、BS、CSの基本から、キーワードで読み解く業界分析、買収価格算出などの応用まで、厳選30のノウハウを丁寧に解説。業績絶好調企業に加え、会計と実態の差を補う疑似資産、会計利益先行率のランキングも。