01. 楽器は西欧語で「instrument」「organon」
02. 語源はそれぞれ道具を意味するラテン語instrumentum、ギリシャ語organonに由来する
楽器の分類は大きく5つに分けられる
03. 楽器は、ザックス=ホルンボステルによる分類で体鳴楽器・膜鳴楽器・弦鳴楽器・気鳴楽器・電鳴楽器の5つに大きく分けられる
04. 体鳴楽器は楽器の主要部分の本来的な性質から振動が起こるもの。木琴やシンバルなど
05. 膜鳴楽器は膜の振動によって音が鳴るもの。太鼓など
06. 気鳴楽器は空気の振動によるもの。木管楽器、金管楽器、オルガン、ハーモニカなど
07. 弦鳴楽器は弦の張り方と共鳴体の関係により、さらにツィター属、リュート属、リラ属、ハープ属に分類される
08. 西洋音楽では、楽器の分類として弦楽器、管楽器、打楽器の3分法が慣例
09. これに鍵盤楽器を加えて4分法とする分類もある
10. 弦楽器はさらに「撥弦楽器」「擦弦楽器」「打弦楽器」に分けられる
11. 管楽器は「金管楽器」「木管楽器」に分けられる
12. 金管楽器は金属製のマウスピースに唇を押し当て、振動させて音を出すもの。トランペットやホルンなど
13. 木管楽器はリードを使用して音を出すもの。フルートやサックス、オーボエなどが分類される
14. 世界各地で伝統的な楽器分類がある。中国では「八音」として金・石・絲・竹・匏・土・革・木に分けられる
15. 日本の伝統音楽では、邦楽器全般を「鳴物(なりもの)」と称する
16. 太鼓などの打楽器を「打物」、筝・琵琶などの弦楽器を「弾物」、尺八や篠笛などの管楽器を「吹物」と呼ぶ
17. 6月6日は楽器の日。「芸事の稽古は6歳の6月6日から始めるとよい」という言い習わしに由来
18. 楽器の起源は明らかになっていないが身体の一部や物をたたく単純な動作が原初的なものとされる
19. 人類が最初に手にした楽器は打楽器と考えられている
20. 太鼓や笛の類はほとんど世界中に分布し、これらは相互影響なしに独立して発生したと考えられる
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