国民民主党・玉木代表が密かに話題になる理由 河野外相や枝野氏より若者に人気?

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丸山:本人の写真に関していうと、清潔感を大事にしてほしい。いくら写真をたくさん載せていても、清潔感がないと魅力的に見えません。写真も大体暗いですし、楽しそうに見えません。盛ってとは言いませんが、写真を明るくするくらいはしてもいいかもしれません。

原田:インスタグラマーの皆さんのように、いいカメラを持ち歩け、とまでは言わないけど、「清潔感のある写真」は心がけなくてはいけない、これは上の世代にとっては現実社会と同じ状況ですね。

SNSは若者にとって政治が身近になるチャンス

松崎:インスタはSNSの中で運用するのにいちばん労力がかかり、いちばんセルフブランディング力が求められるツールだと思います。

もし若者への認知度を高めたいと強く願っているのならインスタをやったほうがいいですが、そこまで強く願っていないなら、運用する意味は薄いかもしれません。中途半端にインスタを運用しても、フォロワーは最初から政治に感心のある人、もしくは知人だけになり、認知を広めるツールではなくなるからです。それって、ただのアルバムですよね。

原田:安易にインスタに手を出せばいいかというとそうではない、と。より労力がかかるSNSでもあるから、やるなら本気でやらないといけない。

さて、この座談会を通じて全体的に感じたのは、確かに若者は政治離れしているんだろうけど、テレビや新聞でしか政治に接することができなかった過去に比べて、SNSが普及した今は若者にとって政治が身近になるチャンスではあるんだけどね。

ただ、ちょっとした関心があったとしても、どこで政治と接点を持っていいのか、若者たちはわかりかねてるようにも見えます。この状況に対してSNSを使って歩み寄るべきは、まさに政治家の皆さんということですね。この座談会はぜひ政治家の方にも読んでもらえて少しでも参考にしてくれたらありがたいですね。

松崎:私、議員さん向けにSNS運用マニュアル作りますよ(笑)。

(構成:稲田豊史)

原田 曜平 マーケティングアナリスト

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はらだ ようへい / Yohei Harada

1977年生まれ。慶応義塾大学商学部卒業後、博報堂に入社。ストラテジックプランニング局、博報堂生活総合研究所、研究開発局を経て、博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー。2018年よりマーケティングアナリストとして活動。2003年、JAAA広告賞・新人部門賞を受賞。著書に『平成トレンド史』『それ、なんで流行ってるの?』『新・オタク経済』『寡欲都市tokyo』などがある。YouTubeはこちら

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