日本人が大抵知らない「玩具」の奥深すぎる世界

古今東西、蘊蓄100章でその全容に迫る

41. しゃべる人形を最初に発明したのはエジソン。娘のために考案し1878年には特許を取得している

42. 2007年頃から流行し始めたハンドスピナー。アメリカで重症筋無力症を患う母親が娘と遊べる玩具として考案した

43. 英語ではフィジェットスピナーと呼ばれる。Fidgetは手持無沙汰、暇つぶしの意味

44. 世界一高価なドールハウスは米国人アーティストが手がけた「Astolat Dollhouse Castle」で約10億円

45. アメリカのおもちゃ・玩具市場は255憶ドルで世界1位。2位は中国95憶ドル、3位が日本55憶ドル(2015年)

現代にも通じている日本古来の玩具

46. 日本における玩具のはじまりは「独楽(コマ)」

47. 平城京跡や藤原京跡からは7~10世紀の独楽が出土

48. 日本には7世紀頃にお手玉の原型「石名取玉」が中国から伝わり、水晶や石などが使われた

49. 聖徳太子もお手玉で遊んだといわれる。聖徳太子が使っていた石は東京上野の国立法隆寺博物館が所蔵

50. 「双六」の伝来は6世紀後半~7世紀前半とされるが、その賭博性から再三にわたり禁止令が出された

51. 『日本書紀』には689年に「禁断双六」の記述がある

52. 正倉院には5個の双六盤が納められ、そのうちの1つは聖武天皇の愛用品だったと伝えられるもの

53. 平安時代には公家の間で貝あわせが流行。貝殻に描かれた絵を鑑賞したり、神経衰弱のような遊び方もされた

54. 江戸時代にはカルタ、ビードロなど南蛮文化が伝来

55. カルタはポルトガル語でカードを表す「carta」が語源

56. 「いろはかるた」は江戸、上方、尾張など地方ごとに特色があり、「犬も歩けば棒に当たる」で始まるのは江戸かるた、「一寸先は闇」で始まるのが上方かるた

大正時代にはめんこ、ベーゴマ、おはじきなどを使った遊びが定着した(写真:hafuphoto/PIXTA)

57. 大正時代にはめんこ、ベーゴマ、ビー玉、おはじきなどを使った遊びが定着。駄菓子や小物玩具が数多く登場した

58. 現在の形のけん玉が生まれたのは大正時代、当時「日月ボール」と呼ばれていた

59. 日月ボールはバランスがとれて技を繰り出すのに最適であり、遊びを超えて正式な競技用けん玉となっている

60. けん玉の単独の技で最も難しいとされるのは大皿のふちとけん先の間に球を乗せる「うぐいす」という技

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