仕事ができておしゃれ、夫は優しく、経済的にゆとりあがって、子どもは一流校へ進学。友人が多く、家はきれいに片付いている――。そんな女性たちの暮らしが女性誌などに紹介されています。でも、多くの女性にとってそれは別世界の高嶺の花。
私ときたら、与えられた仕事の責任をこなすのに精いっぱい。わがままを言う子どもにはつい声を荒げて自己嫌悪に陥る。夫には「なぜ私ばかりがあれもこれもしなければならないの」と不満をぶつけてしまう。お肌の手入れも髪のケアも行き届かない。
家は片付けも掃除もできていないので、とても友達は呼べない。ああ、なんてダメな私……と自己嫌悪に囚われている人もいるのではないでしょうか。
仕事も家事も完璧にこなすのは妻の責任?
でもここはマインドセットを変えなければなりません。フルタイムで働き、職場で責任のある仕事をしているなら、家事育児を専業主婦並みにするのはスーパーウーマン級の能力が求められます。
職場で働き方改革が求められているように、家庭での家事改革、そのための意識改革も求められています。
まず家事については、仕事と同様に、どうしたら「総量」を減らせるか、工夫が大事です。
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