「ロゼ」を軽視する日本人はワインを知らない

赤と白のいいとこどりをした万能選手

赤ワインと白ワインの「いいとこどり」をしたロゼワイン。そんな万能選手を女優に例えると?(イラスト:くぼあやこ)

こんにちは! 杉山明日香です。今回はロゼワインについてのお話です。「どんな時に飲んでいいのかわからない」「ロゼって……薄いワインじゃないの?」といった声が私の耳に届いたことは1度や2度ではありません。そんな方に、声を大にして「ちょっと待って!」と言いたいです。

ロゼは「赤ワインと白ワインを混ぜて造る」と思っている方も多いようですが、それは基本的に違います! この「混ぜて造る」が不当に転じて、「中途半端で薄い感じ」といったイメージを持たれがちですが、「それでは、ロゼが気の毒じゃないの!」と私はいつも思っているんです。

ロゼはどうやって造られているのか

ロゼは、赤ワインと白ワインのいいところを兼ね備えた、むしろ積極的に楽しんでいただきたいワインです。私は自宅に、いろんなお料理に合わせやすく、どんな時でも楽しめる「万能ワイン」を何本か常備しているのですが、その中にはもちろんロゼワインもあります。ぜひロゼを知って、その名の通り、毎日を“バラ色”に染めていきましょう!

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そもそも、ロゼワインってどのように造られるのでしょうか? ヨーロッパでは、基本的に赤ワインと白ワインを混ぜてロゼワインを造ることは禁止されています。

大きくいうとロゼには2種類あって、1つは黒ブドウのみで造られたもの。これは黒ブドウ本来のしっかりとした味わいやタンニンの要素を持ちながらも、軽やかさのあるロゼに仕上がります。

もう1つは、黒ブドウと白ブドウを合わせて醗酵させたもの(赤ワインと白ワインではありません!)。これは、黒ブドウの要素と白ブドウならではの爽やかさが合わさった、赤ワインと白ワインのいいとこどりをしたロゼともいえます。ドイツのロゼはこのタイプが多く、ロートリングという名のワインが有名です。

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