宅飲み用日本酒、これは絶対「買っちゃダメ」 限られた予算でヒット打率を高める具体策

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自宅で最大限に日本酒を楽しむための心得とは?(写真:aoi / PIXTA)
おいしいお酒を選ぶのに、お酒に詳しくなる必要はまったくない――。
ソムリエ兼酒匠(さかしょう)兼バーテンダーという「お酒のプロ」でありながら、そう断言する山口直樹氏。『世界で一番わかりやすい おいしいお酒の選び方』の著者でもある山口氏が、宅飲み用日本酒を選ぶ際の注意点を語ります!

 

雰囲気のいいお店で飲む日本酒はもちろん、家でゆっくり、1人でテレビを見ながら、または誰かと語らいながら飲む日本酒も格別です。日本酒は、ごく普段の夕食にもマッチする……いや、普段の食事をもっとおいしくしてくれるお酒。焼き魚やおひたし、肉じゃがにワインは合いませんからね。

でも、どこで買うのか、どのお酒を買うのかは、ワイン以上に慎重になっていただきたい側面があるのです。そこで今回は、失敗しない宅飲み用日本酒の選び方をご紹介していきましょう。

家で飲む日本酒は「買ってはダメ」を避けることから

日本酒はお店によって品揃えがまったく違います。コンビニや小さなスーパーでは、まだまだ申し訳程度に「酔えればいい系」の日本酒しか置いていない店のほうが多いのが実情。ですから、できるかぎりお酒選びのプロがいる酒屋を探して、足を運んでください。

昔ながらの街の酒屋や大手スーパーが運営しているリカーショップなど、お酒選びを相談できる人がいて、かつ品揃えのいいお店が理想的です。そして、店員さんに「自分が好きな日本酒のタイブ」を伝えればOK(自分のタイプがわからない方は拙著『世界で一番わかりやすい おいしいお酒の選び方』をお読みいただければすぐわかります)。

では、もし日本酒に詳しい店員さんがいないお店で買わなければいけないときはどうするか? そんなときは、「買ってはいけないもの」を避け、「大失敗」を防ぐことが大切になります。

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