「初めて出会う日本酒」の味を大体見抜く方法

難しい漢字の羅列も「翻訳」すればカンタンだ

メニューを見て、「漢字だらけで難しい……」と思ってしまうアナタへ(写真:jazzman / PIXTA)
おいしいお酒を選ぶのに、お酒に詳しくなる必要はまったくない――。
ソムリエ兼酒匠(さかしょう)兼バーテンダーという「お酒のプロ」でありながら、そう断言する山口直樹氏。『世界で一番わかりやすい おいしいお酒の選び方』の著者でもある山口氏が、ちまたにあふれる「日本酒の間違った通説」をバッサリ斬り捨てます!

 

「日本酒のメニューを見ても、漢字がひたすら続いてあるだけで何が言いたいのかわからない……」

お店に立っていると、お客さんからそんな声をよくいただきます。たしかに、「生酛造り本醸造熟成 生原酒」なんて長いうえに「り」しか平仮名がないし、ウンザリしちゃいますよね。

でも、どうか日本酒をあきらめないでください。名前の要素をひとつひとつ分解して「翻訳」してあげれば、何が言いたいのか、どんなお酒なのか、カンタンに読み解くことができるんです!

「純米酒のほうが本醸造よりうまい」…ではない!

まずは「純米酒か本醸造酒か」「吟醸か大吟醸か」の2つが、翻訳力を身につけるための「最重要基礎単語」になります。

1つ目、「純米酒」か「本醸造酒」か。「純米」はその名のとおり、純粋にお米と米麴だけを使ってつくられた日本酒のことです。お米そのものの甘味や旨味がよく出ます。一方で、お米と米麴に醸造アルコール(簡単に言えば焼酎のようなものです)を添加しているのが、「本醸造酒」。スッキリと飲みやすく、華やかな香りが特徴です。

次ページ大昔の感覚で「まずい」と決め付けていない?
関連記事
トピックボードAD
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 会社を変える人材開発の極意
  • 最新の週刊東洋経済
  • ブルー・オーシャン教育戦略
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
携帯料金は4割下がる?<br>「高い」の根拠を徹底検証

菅官房長官の「4割下げられる」発言の数値的根拠は正当か? やり玉に挙がるキャリア3社の携帯通信料金の解明に担当記者が挑む。結論は「高いとはいえないが、キャリアは儲けすぎ」。取られすぎと感じる人必読の渾身リポート。