あのLDHがカンヌで語った「世界戦略」の全容 メインステージのプレゼン全文を掲載
LDHを成功に導いたクリエイティビティとは?
本田:皆さん、こんにちは。お越しいただきありがとうございます。
3年前、このカンヌライオンズで、プレゼンをしました。”OPENING THE KIMONO ON KILLER JAPANESE CREATIVITY”というタイトルで、「日本のすばらしい創造力の秘密、日本の創造力が世界を変えていく」という趣旨のプレゼンです。
そのとき、観客の皆さんがとても熱心に耳を傾けてくれて感激しました。僕の予想をはるかに超えていました。日本には、もっと多くの世界に発信できるクリエイティビティがあります。今日は、このカンヌのメインステージに、その「秘密兵器」をお持ちしました。ここカンヌライオンズで、LDHをご紹介できることを大変光栄に思います。
LDHを成功に導いたクリエイティビティとは何でしょうか? エンタメ業界の未来は? ブランドとのかかわり方は? そんなことを、今日はお話ししていければと思っています。
本日のゲストの方々にご登場いただきます。はじめは、プロデューサー、DJ、LDHのクリエイティブディレクター、VERBALさんです。次に、Afrojackさん。プロデューサー、DJ、そして、LDH EuropeのCEOです。拍手でお迎えください。最後にお迎えするのは、ルーク・ウッドさん、ビーツ・エレクトロニクスの代表です。
どうぞ、お座りください。では、皆さん、早速始めましょうか。VERBALさん、ここにおいでのほとんどの皆さんは、LDHとは何なのか、あまりおわかりになっていらっしゃらないかと思います。まずはそのあたりから、始めましょうか。
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