あのLDHがカンヌで語った「世界戦略」の全容 メインステージのプレゼン全文を掲載

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本田:すごく成功したそうですね。それについて少し教えてもらえますか。特に、どうしてLDHをパートナーとして選んだのか。その理由は何ですか?

Luke Wood:まず、VERBALを通じてLDHを知りました。音楽の世界を太陽系と考えてもらうと、VERBALは太陽なんですよ(笑)。

みんなVERBALを知っているんです。彼は本当にすばらしいコネクターであり、すばらしいアーティストでもあります。とにかく、VERBALを通じて、LDHの皆さん、HIROさんに出会いました。覚えているのは、一緒にディナーをした席で、アーティストやパフォーマー育成についての説明がありました。

僕はロサンゼルスで音楽業界に25年いて、楽曲を制作していたんです。ですから、音楽業界のやり方はだいたい知っていました。でも、LDHのやり方は完全に違っていた。一般的に、われわれはまずソングライターとしての素質をみます。次に、アルバムサイクル、あるいは売り上げを見ます。その過程も、LDHは完全に異なった考え方を持っていました。LDHは全体的に360°で見るのです。

どのようにして「人」を育てるか

Luke Wood:彼らはパフォーマーをリスペクトしています。それがダンススクールにいる12歳のパフォーマーであろうと、彼の栄養や教育、メンタルヘルスサポートなどを考慮するのです。最終的にはデビューできないかもしれないけれど、LDHは子どもたちに夢を叶えてほしいと思っているし、クリエイティブな存在になってほしいと願っています。つまりどのようにして「人」を育てるかということに関して、深くて、全体的かつ観念的な理解をしている。彼らの人材育成は、アーティストやパフォーマーとしてだけではなく、どのようにして「人」を育てるかなのです。

こんな考え方をする人たちとこそ、一緒にビジネスをするべきだと思いましたね。だから僕は即座に言ったんです。「何かやろうよ!」ってね。それから、E-girlsのキャンペーン構想が生まれました。ちょうどそのとき、表情や個性をテーマにしたヘッドフォンを発売するところで、E-girlsといえば全員がそれぞれ独特の個性を持っていました。

(スライド:LDH)

映像プロデューサー/ディレクターのデイブ・マイヤーズにビデオ制作を依頼し、東京で撮影しました。本当に良い仕事でしたね。全員がとてもプロフェッショナルで。僕は、世界中のマーケットで働いてきたけど、今まででいちばんプロフェッショナルで才能あふれた人たちでしたね。仕事に対する情熱や喜びは、これまでの人たちとは違っていました。

仕事なんだけど、仕事じゃないんです。 タイムカードを押すわけでもないし、髪やお化粧のことや、いつ家に帰れるかなんて気にせず、ワクワクしながらとても熱中していました。広告のイメージには、それがよく表れたと思います。

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