硬式野球を子供がやるならどの団体が良いか

ヤングリーグとポニーリーグの動向・後編

ポニーリーグの日米親善試合での集合写真(写真:ポニーリーグ)
7月21日配信の前編記事『「野球離れ」でも高まる少年硬式野球への期待』では主要な中学硬式野球4団体のうち、ボーイズリーグとリトルシニアを取り上げた。中学生の硬式野球選手数は近年ほとんど変わっていない。野球人口が減り「野球離れ」も叫ばれる中、硬式野球チームにかかわる選手や親の熱意は、ますます高まっているのだ。
そして中学硬式野球チームから高校の野球部へと進むルートも年々太くなっている印象だ。「野球離れ」の中で、高校野球の競技人口がさほど減っていない背景には、中学硬式野球の存在がある。後編である本記事ではヤングリーグとポニーリーグを取り上げる。

近年、実績が上がりつつあるヤングリーグ

【ヤングリーグ(全日本少年硬式野球連盟 本部:兵庫県尼崎市)】
・創設:1993年
・チーム数:200、部員数:5096人
・主なプロ野球選手:栗山巧(西武)、坂口智隆(近鉄、オリックス、ヤクルト)、上田剛史(ヤクルト)、山田哲人(ヤクルト)、福井優也(広島)、野村祐輔(広島)、西川遥輝(日本ハム)、野間峻祥(広島)、中村将吾(ロッテ)、大城卓三(巨人)

「元はボーイズリーグの兵庫県支部でした。26年前に10チームほどが独立してヤングリーグを作りました。基本的な教え方や試合のやり方はボーイズと同様です。

結成時は20チームでしたが、そこからずっとチーム数、選手数は増えています。小学生もいますが、それほど多くはありません。中学生がメインです。中学校の軟式野球の指導者が減少し、チームが減ったことで、ヤングリーグが受け皿になったと思います」

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鯛島廣美事務局長は語る。兵庫県発祥だが、今では全国6つのブロック、19支部がある。

「うちの基本方針は、子どもたちを”野球好きにさせる”ことです。指導者は講習会でライセンスを取得しなければなりません。監督になるには、JABA(日本野球連盟)の講習、うちの独自の講習を受けて、3年間コーチとしてベンチ入りしなければなりません。

講習の内容はケガの予防から栄養学まで、多岐にわたります。講習の受講回数によって銅、銀、金のワッペンを配布します。指導者は他のリーグと比べてもしっかりしているのではないかと思います」

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