今年もオールスターで「全パ」が連勝した意味

都市対抗野球が盛り上がる時期にもなった

楽天イーグルスからも、岸投手、今江選手が出場しました。

岸投手は第2戦で先発し、2回を無失点。岸投手は楽天移籍2年目です。去年も決して状態は悪くなかったのですが、今年はさらに持ち味のコントロールとストレートのキレが良く、力で押す投球ができている。さらにそれを待っていた打者には変化球を、と変幻自在の投球を繰り出せています。その結果が12球団で唯一の防御率1点台、という結果にも表れていますね。

今江選手は先発出場した第1戦は無安打でしたが、途中出場した第2戦ではチャンスに代打で出場し、タイムリーヒットを放つなど、これまたシーズンどおりの活躍。

今江選手に関しては前回も触れましたが、やはり“お祭り男”的な要素がとても大きいと思います。2年間、故障と不調で結果を出せなかった今江選手だからこそ、今年、思い切り野球に臨んでいる。そして、思い切り取り組んだ結果が成績に反映されて、さらに自分もノって来るといういいスパイラルです。

オールスターで松坂がまっすぐ勝負をした意味

反して、少し心配なのは、第1戦全セで先発した松坂大輔選手。

交流戦中の故障から登板機会がなく、ぶっつけ本番で先発しましたが、1イニングに5失点と本来の投球はできていなかったように見えました。

理由として考えられるのは、現在のシーズン中とは違う、かつて彼の全盛期の持ち味であった、まっすぐ主体の力勝負をすることにしたためではないかと思います(参考記事:松坂大輔が12年ぶり日本球界勝利で得たモノ 2018年5月16日配信)。

本来の(今の)シーズン中の、緩急を付けた、打たせて捕る投球をしていれば、結果は違ったかもしれませんね。これもある意味、オールスターだからこそ、の悲劇でした。後半戦、ローテーションを守れるようにしっかりと調整し、次回登板に臨んでほしいなと思います。

さあ、いよいよリーグ戦も後半戦です。

セ・リーグは広島カープを追う5球団が奮起しどこまで追いつめられるか、パ・リーグは5位までに優勝のチャンスがあるので、どのタイミングで大型連勝するチームが出て来て抜け出すか、そこに注目したいと思います。

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