プロ野球、見えてきたペナントレースの大勢

100回大会の甲子園も盛り上がりを見せる

パ・リーグでは最下位の楽天が巻き返しの兆しを見せている。写真中央が平石監督代行(写真:共同通信社)

皆さんこんにちは、プロ野球解説者の礒部公一です。

夏の全国高校野球選手権大会が始まりました! 今年は100回記念大会ということで、報道も厚く、例年以上に注目を集めていますね。

開会式直後の第一試合目には、松井秀喜氏も始球式に登場して実に華やか!

松井氏が登場する予定だった第一試合を引き当てたのが、松井氏の母校である星稜高校(石川)だった、ということも話題になりました。星稜高校が初戦だから松井君がキャスティングされた、というわけではなく、本当に偶然だったというのだからスゴイ。

そういう“運”や“巡り合わせ”を持っているのも、さすが松井君だと思いながら見ていました。いや、星稜高校が持っているとも言えますよね!

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私自身は、当コラムの初回でお話ししたとおり1991年第73回大会に出場しています。初戦は東北高校(宮城)にサヨナラ勝ちし、2回戦で我孫子高校(千葉)に敗退しました。

もちろん負けは悔しかったですよ! でも、今思えば、「楽しかった!」と思った印象がとても強いのです。

たぶん、“甲子園”という“あこがれ描いた夢の場所”でプレーできたという高揚感が、その負けの悔しさを上回ったのでしょう。

今年の球児たちも、どうかそれぞれの夢をまずひとつ叶えたことを誇りに思って、精一杯プレーしてほしい。そう思います。みんな頑張れ!

近鉄の礒部がスタートした日

さて、恒例となった私の野球人生の振り返りを。

前回は“近鉄の礒部が生まれた”ところまでをお話ししました。今回はその続きです。

生まれ育った広島を出て、大阪での生活が始まりました。

最初の拠点は2軍の本拠地のある藤井寺市でした。そう、近鉄バファローズは、1997年から本拠地を大阪ドーム(現・京セラドーム大阪)に移転することが決まっていました。ユニフォームも昔の“ザ・近鉄!”なモノから一新され、まさに記念すべきリスタートの年に入団となったわけです。

とはいえ入団当時はまだ1軍か2軍かがわからない状態ですから、ひとまずは藤井寺で、ということにしたのです。

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