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東洋経済オンラインをご覧の皆様、初めまして。プロ野球解説者の礒部公一です。
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このたび、ご縁あって連載コラムをスタートさせていただくことになりました。どうぞよろしくお願いします!
……といきなり申しましても、読者の皆様の中には「お前、誰やねん!」と思われる方もいらっしゃることでしょう。
2017年シーズンで楽天の打撃コーチを退任
まずは簡単に自己紹介から。私は昨年まで、21年間、プロ野球球団に在籍していました。
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選手として13年間近鉄バファローズと東北楽天ゴールデンイーグルスでプレーし、以降8年間コーチとして東北楽天ゴールデンイーグルスに所属し、選手の育成に努めてきました。
昨年(2017年)シーズン終了とともに球団を離れ、2018年からはプロ野球解説者として人生の再スタートを切ることになった、新米社会人です(笑)。
といっても、私は高校を卒業後、かつて三菱重工広島にて社会人野球を5年間経験しています。新米社会人というよりは、「リターン社会人」と言ったほうが正しいかもしれません。
とにかく今は、フレッシュな気持ちでまた、野球に向き合えることをうれしく感じています。
私の野球人生のスタートは、小学3年生の頃だったかと思います。恵まれたことに、“バットとボール”というものに触れたのは、もっと小さな頃でした。通っていた小学校には、野球部ではなくソフトボール部しかなかったのですが、そのチームの監督をしていたのがほかでもない私の父。ですから、私も自然とソフトボールに触れ、さらに、すぐに校外のチームにも入団し、野球を習いに行くように……いや、行かされるようになりました。
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