東洋経済オンラインとは
ライフ #礒部公一のプロ野球徹底解説!

「監督交代」がプラスに働いたチームの共通点 サッカー日本代表とプロ野球は無縁でもない

8分で読める
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

中でも私が注目しているのが、昨年断トツ最下位だったヤクルトです。今季、新監督に就任した小川淳司監督と宮本慎也ヘッドコーチの下、昨秋から厳しい練習と野球に対する意識改革を行い、昨年とはまったく違うチームに生まれ変わっている。これまでも開幕前までの予想をはるかに上回る戦いができていますので、後半戦もジワジワと伸ばしてきそうです。これからセ・リーグをかき回してくれる存在だと期待しています。

最後に、私の古巣、楽天ゴールデンイーグルスです。

冒頭でも少し触れたとおり、非常にイイですね!

梨田昌孝前監督が6月16日に辞任を表明して以降、平石監督代行政権下では、外国人選手の長打力に頼る野球ではなく、機動力も絡めた「確実に1点を“穫る”野球」を徹底しているように見えます。

打線の中ではシーズン序盤にケガをし、最近復帰した島内宏明選手、ここまで好調でリードオフマンとして奮闘している田中和基選手、打線が不調の中でも結果を出し続け、レギュラーとして4番に定着した今江年晶選手、この3人が今の打線をしっかり支えている。

ケガから復帰した島内選手はそもそもの基礎体力が高い選手です「2018年の礒部イチオシ選手」として、筆者自身も何度もメディアで推してきたくらいですから、今が本領発揮のど真ん中です。

個人の役割を明確に遂行できるかが重要

田中選手はもともと高いポテンシャルの中、プロの水に慣れてきて、落ち着いて打席に入れるようになったのだと思います。今江選手はここ2年間、故障もあり、あまり結果を出せていなかった。だからこそ、今年こそはと奮起する気持ちがあったのでしょう。ずっと自分を鼓舞してきたのだと思います。

そして、調子がいいときの今江選手はまさに最強。“お祭り男”タイプですから! このまま状態をキープしてくれ!

打順も固定して戦えるようになってきたので、個人の役割を明確に遂行できるようになり、チームとしての得点力が向上しているのがチーム好調の要因の1つだと思います。残りシーズン半分あるので、現状の戦い方を続けることができれば、5割復帰も夢じゃないと見ていますよ!

勝ち星がつけばチームの雰囲気もよくなるので、元気のある「楽天野球」が今後見られるのではないかと期待をしています。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象