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5年後、テレビ業界は食えますか? 【キャリア相談 特別編】 第1回

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  • 塩野 誠 経営共創基盤(IGPI)代表取締役CEO
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テレビの強さはアジェンダ設定力

塩野:テレビのメディアとしての現在のポジションをいうと、テレビはやっぱり相変わらずめちゃくちゃ強いですね。

その強さって、「アジェンダ(議題)設定力」なんですよ。テレビでネタ出しされたものを、みんなでソーシャルメディアで盛り上がるでしょう。これは8年前から言っていたのですが、その議題設定力はまったく衰えていません。

「笑点」の大喜利のようなもので、「あまちゃん」とか「半沢直樹」というお題を出されて、みんなが座布団の上に乗っかって、ソーシャルメディアで盛り上がる。テレビを見ながら、パソコンを開いてスマホをやって、半沢直樹が土下座したときにみんなツイートするという。「バルス祭り」なんかもそうですよね。

ネット発の話題にしても、たとえば炎上した話とかも、それがテレビで取り上げられて初めて、お題になったことがリテラシーを超えてマスにわかるというところがまだあります。この「アジェンダ設定力」がやっぱりテレビは強い。

佐々木:むしろ強まっているぐらいですよね。

ネットのニュース記事は「今ここまで」

塩野:一方で、ニュースメディアとしてのテレビというところでは、新聞同様、次の打ち手は必要ですが、そもそも調査報道自体をそんなにウリにしていない。

テレビは尺が決まっているけれども、ネットは決まっていないというのも大きな違いです。まさに「東洋経済オンライン」の私のこの連載(「キャリア相談 君の仕事に未来はあるか?」)もそうですが、あんなにダラダラ書いて、全部載せられますからね(笑)。

ロイター、ブルームバーグの経済ニュースに代表されるように、1回出したニュース記事を何度もアップデートしている。まさにネットの特徴です。だから、ネットはニュース記事が日付と時刻入りなのです。「今ここまでのお知らせですよ」というマーケット情報。字数は全然関係なく、アップデートをし続ける。

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【あまちゃん、半沢直樹の力】

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