”離婚の危機”をエリートはどう乗り越える? 結婚生活の悲惨さは、全て株価に織り込み済み?

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「ムーギーさん、いつもエリートの失恋や晩婚化や離婚の話ばかりでなくて、たまには幸せに暮らしているエリートカップルや、離婚の危機を乗り越えた事例に関して書いてもらえませんか」

「そやな、確かにエリートは離婚するとかそんな話ばっかりやったら、幸せな結婚生活を送るうえで参考になる話があんまりあらへんし、俺と結婚しようという人もますます警戒してしまうわな。わかった、今回はグローバルエリート同士で幸せな結婚しているケースについてその教訓を一発披露させてもらうわ!」

・・・というわけで今回はキャリア志向が強く、相手に関しても選択肢の多いグローバルエリートの皆さんにして、幸せな結婚生活を送っている方々についてご紹介させていただこう。

大学時代からの友達結婚が、比較的長続きする理由

幸せな結婚を送っているケースに関しては、以前も書いたが大学時代の恋人と結婚したケースは、「社会人になって合コンで知り合った」「会社の上司の紹介で」といったケースより幸せが長続きしているケースが多い。

これは大学にいる多数の異性の中から自分に合う人を、毎日のようにクラスやサークルで顔を合わせながら選んでいるので、デューデリジェンス(投資前の調査)のクオリティがそもそも高いからである。

かつ大学生の頃は社会的ステータスや年収で大して差がついていないので、性格や人格、相性といった“中身”ベースでの関係が結ばれており、互いに信頼性が比較的高い。また多感な10代後半や20代前半を過ごした、大学生活という最高に楽しいひとときを共有しているため、友達、恋人、家族といった重層的な関係性のうえで強固な絆が結ばれているのだ。

もちろん大学のときに二つ上のテニス部の先輩に強力にプッシュされて押し切られ、社会人になっていろいろ“花の合コン生活”を謳歌する前に“寄り切られ結婚”に応じてしまったケースではその後に不満が募り“自由恋愛”に走り崩壊することもある。しかし確率的にはどこの国でも、学生時代から付き合っている結婚カップルは安定的で幸福な家庭生活を享受しているケースが多い。

したがって、まだ学生さんの方がこれを読まれていたら、大学生の今のうちに、同じ大学生の有望物件を青田買いするほうが、将来的に伴侶からの忠誠心を確保しやすい、とお伝えしておこう。

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