「努力しても成績が伸びない子」の残念な習慣

「頑張っても伸びない」に親子とも悲鳴

コツコツと勉強を頑張っていても成果が出ないのはなぜでしょうか(写真:sasaki106 / PIXTA)

※石田勝紀先生へのご相談はこちらから

小5の女の子がいる母親です。中学受験を考えているため、塾に通っています。うちの子は、勉強が好きなほうではないですが、比較的努力家でコツコツと勉強するほうです。しかし、コツコツと勉強して頑張っているにもかかわらず、なかなか結果に表れません。結果に表れるどころか、下がっているようにさえ思います。そのうち結果が出るから大丈夫だよと言っているのですが、本人も心配しているようです。私もだんだん心配になりご相談と思い、ご連絡しました。努力をしても報われないなんて考えたくありませんが、どのように子どもに対応したらよろしいでしょうか。よろしくお願いします。
(仮名:藤森さん)

なぜコツコツ努力をしても報われないのか

この連載の記事一覧はこちら

努力をされるお子さんのようですね。それはとてもすばらしいことです。通常、勉強は嫌々ながらやるか、言われないとやらないという子が多い中で、コツコツと努力をする子ということは、今後が楽しみですね。

しかし、藤森さんがご心配になっているとおり、実は、コツコツ努力をしても成果が出ないことがあるのです。筆者はこれを「努力逆転の法則」と呼んでいます。つまり、努力すればするほど、成果・成功から遠ざかっていくという恐ろしい法則なのです。

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。通常は、コツコツと努力をすれば成果が出ると思いますよね。というより、「そう思いたい」というのが正しいように思いますが。しかし、現実はそうは甘くはないのです。
今回はこのメカニズムについてお話ししましょう。

次ページ努力をしても報われない理由3つ
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 晩婚さんいらっしゃい!
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 野口悠紀雄「経済最前線の先を見る」
  • あふれる独自性 ニッポンのすごい研究者
トレンドライブラリーAD
人気の動画
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
ラーメン店の倒産ラッシュが必然でしかない事情
ラーメン店の倒産ラッシュが必然でしかない事情
攻撃的な人の態度を軟化させる絶妙なワザ
攻撃的な人の態度を軟化させる絶妙なワザ
人望のない人は「たった一言」が添えられない
人望のない人は「たった一言」が添えられない
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
漂流する東芝<br>舵取りなき12万人の悲運

再出発したはずの東芝の漂流が止まりません。再建請負人の車谷暢昭社長が電撃辞任。緊張感が増すファンドとの攻防や成長戦略の構築など課題は山積しています。従業員12万人を超える巨艦企業はどこに向かうのでしょうか。

東洋経済education×ICT