――足が疲れた、目が疲れたと個別に疲れが生じるのではなくて、すべて脳の自律神経の疲れだと。
そう、だからきちんと足し算すべきなんです。ただ、根を詰めて仕事した、すごく頑張ったなど、テンションが高いときは、疲労感のマスキングで低めに見積もってしまう。そんな調子で会社帰りにリフレッシュしようとジムに寄るとか皇居の周りを一周走るなんて自殺行為です。サウナに行くのも激しい体温調節で自律神経を頑張らせてしまう。「飲んで疲れを吹き飛ばそう!」というのも肝臓に負担をかけ、新たな疲れを加えるだけの行為です。
疲労は質のよい睡眠でしか回復しない
――疲れの足し算とは具体的にどうすればいいんですか?
主観でいいので偏差値的な考え方で普段を50としたとき、今日はいつもより頑張ったから60とか、上司に詰問されストレスを感じたから70とかイメージしてみる。会議で自分がプレゼンしている最中はテンションが高まっていて疲労を感じなくても、終了後は疲れているはずなんです。そうしたときは自律神経の負担を気遣って早く寝ようとか心掛けてもらいたい。
この記事は有料会員限定です
残り 1623文字
