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あなたにも出来る!社労士合格体験記(第74回)

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4度目でつかんだ栄冠

2007年1月末、いよいよ4回目の行政書士試験の結果発表がありました。前年11月の試験の手応えはよかったものの、記述式の部分点に結果は左右されるため、恐る恐る合否通知書を開けると「合格」の二文字が目に飛び込んできました。思わずガッツポーズです。

行政書士試験の合格基準点は例年、試験全体の得点が300点満点中180点以上、かつ最低基準として法令等科目が244点満点中122点以上、一般知識等科目が56点満点中24点以上の者です。

したがって社労士試験のように、年度の難易度のバラツキによる基準点の上下、科目別の最低基準の救済はありません。全体の6割以上、かつ最低基準として法令等科目の5割以上、一般知識等は5肢択一式14問中6問以上が毎年の合格ラインです。

しかし、全体の2割と配点の高い法令等科目の記述式の採点で何点がつけられるかが、実質はその年度の救済になっているという指摘もあります。

私の得点は総得点が186点でなんとかセーフ、法令等科目の合計は150点、一般知識等科目は36点でした。前々年の3回目の試験では40点を獲得し、総得点を押し上げた記述式がたったの16点と冷や汗ものの合格でした。結果的には記述式以外の点数がよかったことと、悪かった記述式で少しでも部分点が取れたことが合格に結び付きました。

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