「今年の新卒は…」とのボヤキはなぜ多いのか

20~30代が2017年入社組に向ける冷たい視線

新入社員との価値観の違いに嘆く先輩が例年よりも多い?(写真:kou / PIXTA)

「そもそも最近の若者は……」という人生の先輩による嘆きは、古代エジプト時代からあったといわれています。世代がすこし違うと価値観に違いが生まれ、先輩からすれば許容できないというのは、いつの時代も普遍的にあることなのかもしれません。

最近も2017年に入社した新入社員に対して若手クラスの社員が「最近の若者は……」と嘆くのを耳にしました。入社して導入研修を受けて、現場に配属されることになって、徐々に仕事ぶりや価値観などが見えてきた状況でのぼやきのようでした。

若手+中堅vs新入社員の対立

この連載の一覧はこちら

米国で政権交代した後、最初の100日間のことをハネムーン期間といいます。新政権の最初の100日と国民・マスメディアの関係を新婚期(蜜月)の夫婦になぞらえて名付けられました。この期間は報道機関のみならず野党も新政権に対する批判や性急な評価を避ける暗黙のルールがあります。新入社員も社内でのハネムーン期間を過ぎて、いろいろ指摘がされるタイミングがこの100日以降くらいかもしれませんね。ちなみに嘆いている若手社員と年齢差はわずか5歳程度。それでも、違いがあるようです。取材した広告代理店の若手社員Sさん(社会人5年目)によれば、

「新入社員との価値観に大きなギャップを感じる」

とのこと。たとえば、

・先輩に対する礼儀がなっていない

・仕事に対する執着心が足りない

とのこと。

次ページ中堅の先輩たちもそれに同意
キャリア・教育の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ゴルフとおカネの切っても切れない関係
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 自衛隊員も学ぶ!メンタルチューニング
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
改正対応待ったなし!<br>働き方と仕事の法律

同一労働同一賃金の本格化、中小企業でのパワハラ防止対策の義務化など、今年は重要な改正法の施行が目白押し。2022年に施行される法律の要点に加え、昨年の4月に施行された改正民法も総点検。改正ラッシュへの備えを万全にするための法律虎の巻です。

  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT