「正直すぎる発言」で身を滅ぼす残念な人たち

なぜ失言は繰り返されるのか

繰り返される失言…(写真:bee / PIXTA)

このところ「(観光を進めるうえでの)一番のがんは学芸員」「(東日本大震災は)まだ東北でよかった」など、政治家の失言が相次ぎ、話題になっています。

失言と不用意はセット

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こうした失言から信頼失墜し、辞任や有権者の支持を失い落選につながるケースもあります。失言の代償が大きくなることもあるだけに、可能なかぎり避けたいもの。

ところが、反省が生かされていない気がしてなりません。現在は野党である民進党が政権与党時代も「法務大臣は2つの答弁を覚えておけばいい」と失言する大臣、政治家がたくさんいました。さらにさかのぼり、前自民党政権時代は失言など日常のように発せられて反省、辞任が後を絶ちませんでした。

当然ながら失言を責めるのは野党サイド。「大きな問題である。責任を取っていただきたい」と指摘をしますが、振り返れば「お互い様」にも見え、そんなに追及していいの?と思えて仕方ありません。さて、こうした失言で反省する場面で使われる言葉が、筆者には不用意にみえます。

「あまりに不用意な発言でした。反省しています」

と意図していなかったが、深く考えないで発言したら周囲を不快にさせた、あるいは傷つけた失言のインパクトを緩和させるために添えられる言葉。よく聞くのではないでしょうか。

悪意はない、だから大目に見てほしい、あるいは寛容な措置をお願いしたいとの意図が見え隠れします。ただ、不用意でない失言などあるのでしょうか? 準備万端での失言などありえません。つまり、失言と不用意はセットなのです。

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