オリンピックを、東京に決めさせるには? 「他人に重要な決断をさせる」ための、マル秘テクニック

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他人に「重要な決断をさせる」には、どうしたらいいのだろうか?社内の決裁・会議や社外の営業などで、相手に「決断させる力」は、ビジネスリーダーにとっては不可欠な能力だ。

東京スカイツリーからみた都内。7日(日本時間8日早朝)のIOC決定を、東京は静かに待つ(撮影:今井 康一)

東京は、本当に勝てるのか?

おりしも、2020年の夏のオリンピックが東京になるかどうかが、9月7日のIOC総会で決まる。今回のコラムでは、オリンピック招致という絶好のトピックを題材に、他人に「決断させる力」を高めるための、「オモテ」「ウラ」戦略について考えていこう。

では、まずは「オモテの戦略」から始めよう。IOC総会で2020年の夏のオリンピックを東京に決めさせるためには、どういう戦略で進めるべきだっただろうか。

もちろん、まだ決定的に重要と言われる、総会でのプレゼンテーションが残っている。だが、総会で思いつく限りの東京の魅力をアピールしても、勝てるとは限らない。商品の魅力をどれだけ頑張ってアピールしても、顧客が買うと決断してくれるわけではない。恋愛も、就職も然り。それほど、世の中は甘くはない。

「ワタシは頑張ったけど、決めてくれませんでした」では意味がないのだ。最近では、1回の立候補では難しいとはいわれるが、前回(2009年)東京が落選した時には、約150億円とも言われるオカネが「水の泡」となっている。

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