これまで、二流に転落したディズニーシー来園者の恥ずかしい特徴というより、私が感じるディズニーシー側のサービス改善点を「下から目線」で謙虚に論じてきた「グローバルエリート」。
それでは、「一流のディズニーシー来園者」は、どのような人たちなのだろうか? 一流のディズニーシー来園者は、以下の特徴を満たしている。
ディズニーシーの魅力は、言葉がなくても感じられる雰囲気やエネルギー、そして一体感である。一流の来園者ほど、その「言葉を超えた世界観」の演出に積極的に協力する。
ミッキーマウスの帽子を被ったり、キュートな海賊コスチュームがもはやプロのキャスト並みだったりと、ディズニーシーの雰囲気を大いに盛り上げることに一役買っているのだ。
一緒に来ていたシンガポールの友人は、「スタッフが『元お客さん』でファンの気持ちをわかっているから、来園者がファンタジーを楽しめるよう情熱と誇りをもって働いている」と語っていた。
確かに一部の「アカン・スタッフ」を除けば多くの場合、働いているスタッフの「来園者を感動させたい」という気持ちはつぶさに伝わってくる。
そんな中、一流の来園者は「夢の国」にとけ込むどころか「自分もディズニーシーの世界観をつくる一員」だと高度な自覚を有している。
別におカネをかけてコスチュームを買う必要はないが、心のあり方として、「ディズニーシーの世界観を一緒につくり出す心意気」を有しているのだ。
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