ディズニーシーで働くキャストの多くは「お客様を感動させたい」と本気で思っているディズニーファンである。
そのため、いかにお客様が「ディズニーとファンタジー好きで、夢と感動を求めているか」を知っているので、お客様にハピネスを届けるのに真剣な人も多い。
シンガポールから来た友人曰(いわ)く、「豪華なサービスは世の中にいくらでもあるが、感動させるサービスを提供するのは難しい。ディズニーシーのキャストにはそれがある」と語っていた。
たとえば、『アラジン』に登場するジャスミンが、子どもに非常に丁寧に接して写真を撮っていたが、一緒に来ている親御さんは、自分の子どもの満足を高めるために頑張ってくれている姿勢に、いたく感動したことだろう。
そして、さらに目線の高い一流のディズニーシー来園者は、キャストから感動を与えてもらうことを必死に望んだりしない。
むしろ、「同じディズニーシー好きの同志」として、客なのに他のお客さんにも十分、気を遣う。そして時にはオリエンタルランドに「このキャストさんのサービスが素晴らしかった、ありがとう!」などとサンキューノートを送り、キャストさんを感動させるのだ。
最後に付け加えれば、一流のディズニーシー来園者は、ディズニーシーの来園に一流も二流もへったくれもないことなど、看破している。
そもそも遊び方なんて、その人なりの楽しみ方で自由に楽しめばいいのであり、そこらへんのおせっかいなグローバルエリートにとやかく言われる筋合いでないことは、百も承知なのだ。
勝手にどこぞの隠れミッキーを探そうが、パレードの撮影スポットを必死に探そうが、何時間も並んでその並ぶ時間さえも楽しんでみせようが、他人に迷惑かけないかぎり、自由に楽しめばいいのである。
皆さんで「ディズニー論争」に終止符を打とう!
これまで、ディズニーシーでの一流の来園者のあり方を語ってきたグローバルエリートだが、このディズニー論争とディズニーシー論争に終止符を打つべく、皆さまからのご意見を募集したい。
ディズニーランドやディズニーシーで受けたサービスの中、私たちが学ぶべきこと、逆に改善を要することに関しては、こちらまで体験談をお寄せいただきたい。
その内容に関して、グローバル・メールマガジンの「グローバル・ディズニー・カンファレンス」にて、緊急討論会を開催したいと思う。「我こそはディズニーファン」という方は、上記のアンケートフォームに「ディズニーに何を伝えたいか」をお書きいただきたい。
ディズニーランドおよびディズニーシー関係者、経験者、大ファンの方のアンケートおよび会議へのご参加を、お待ち申しております。
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