ディズニーシーでバレるその人の1つ目の欠陥が、「園内のフード」に対して何の疑問ももたず、異議申し立てもしない、その弱すぎる姿勢である。
「夢の国」にふさわしい食事ですか?
確かに、運営者側の都合も推し量ることはできる。いつも混雑しているのだから、メニューがあまり多くなくても、効率化のためには仕方がないのかもしれない。
しかし、それにしても、その「夢の国」のフードメニューには、あまりに「感動と夢がなさすぎる」のではないか。
味はギブアップするとしても、せめてもっと「健康的なメニュー」を増やすことはできないだろうか。
売っているものは揚げ物やソーセージなど脂っこいものが多く、野菜もあまり鮮度を感じない。どうせなら、ヘルシーなヨーグルトカップをミッキーの形にして売ったらどうなのか。
ディズニーシーがあのような「残念なフード」を出し続けるかぎり、「大切なお客様の健康と幸福」を本当に心掛けているのか、甚だ疑問が湧く次第である。
「テーマパークだから仕方ない」とあきらめている人が大半なのかもしれない。しかし、本当にディズニーシーが好きな一流のディズニーシー来園者なら、サービス水準の向上を期して、「食事の質や健康、待ち時間への配慮」に関して物申すべきではなかろうか。
次にディズニーシーでバレるのが、「何でもかんでも並ぶことに何の疑問も感じない、ディズニーのサービスに対しての大甘裁定」である。
これは前回の記事でもバレてしまったことだが、「大きな建物の前の列だからきっとイケている乗り物やアトラクションがあるのだろう」と、何なのかよくわからないまま長い時間並んだら、なんとびっくり、キャラクターと一緒に写真が撮れるだけだったという二流の人は、私だけではあるまい。
エキサイティングな乗り物を期待して30分も待ったのに、たんに"撮影スポット"で写真を撮れるだけなことが判明して唖然としたのは、このグローバルエリートだけではないはずだ。
おまけに、水を飲むにも一苦労だ。ディズニーの世界観を守るために、「ディズニーシーにはあえて自動販売機を置かない」というポリシーなのかもしれないが、そのために、混雑時には、お客さんがミネラルウォーター1本を買うために、どれだけの時間がかかっているだろうか?
私はあまりにものどが渇いて、海賊が放り投げる水を口で受け止め、ゴクゴク飲んだほどである。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら