欧州「幸福先進国」の教育はこんなにも凄い

子どもがけんかを仲裁、校長も選挙で選ぶ

森の幼稚園では、環境民主主義社会、その力の根を伸ばすために、まさに自然の中で身体感覚を開花させながら自分自身を感じ、他者との関係を築く基礎づくりを行っているのだ。

地域社会や国の“幸福”を決めるのは…

今回はデンマークとオランダの先進的な教育現場を紹介した。デンマークは国連の「幸福度ランキング」で2016年度1位、2017年度2位と上位をキープし、オランダも2013年にユニセフが発表した「先進国における子どもの幸福度」調査で1位を誇る国だ。

多様な文化、国籍を内包しながら、寛容性・対話力に優れた社会がどのように育まれてきたのかを知るカギは、“民主主義”教育と呼ばれていることの奥にある、「自分を知り、他者との関係を築く」思想と、さまざまなクリエーティブな実践方法にあると思われる。

こうした民主主義のあり方やスキルを身に付けた人々が、市民社会への強い参加意識と政治への高い関心をもって、選挙へ行き、社会にかかわることで、地域や自国の未来を決めていく。その結果が、ひとつの指標ではあるが、前述のランキングが示す“高い幸福度”に表れているのではないだろうか。変容する社会の中で、自らが思考し、行動し、環境そのものをつくり出そうとする力を育む教育のあり方に、私たち日本人が学べることは大きいと感じている。

 

今回紹介した教育現場の様子について、未来教育会議がYoutubeにアップロードしている映像で一部視聴することができる。

 

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