引き締まった体を作りだす「走る姿勢」のコツ ダイエットで縮む人と、引き締まる人の差
プロフェッショナル・ランニング・コーチとして数多くの働く市民ランナーを指導し、『仕事ができる人の「走り方」』の著書もある青山剛氏は、「ダイエット目的でランニングを始める人は多いですが、ただやみくもに走るだけでは効果がありません」と指摘します。また、「正しく走るための動作は、美しい体形を手に入れるためにも効果的」とも。そのポイントを青山氏に聞きました。
なぜ体形が変わらないのか
「やせたい」「体脂肪を落としたい」。ランニングを始める理由でいちばん多いのは、いまも昔も圧倒的にダイエットです。
有酸素運動を続けて行えば体脂肪は燃焼されるので、食べすぎを避けて普段以上に運動すれば、体重は確実に減っていきます。ウォーキングやランニングは代表的な有酸素運動ですから、ダイエットに適していることは間違いありません。
ところで、やせるためにランニングを始めた人たちは、単に体重が落ちればそれでよし、と考えているのでしょうか。
私は、パーソナル・ランニング・コーチとして多くの市民ランナーのお手伝いをしてきました。その経験から言うと、皆さんが望んでいるのはただやせたいだけでなく、体重を落としつつも、より強く健康で、外見的にもシャープな体を手に入れることです。
体重を落とすだけなら食事制限で十分です。80キログラムの体重を食事制限で75キログラムにすることはそう難しいことではありません。カロリー摂取量を減らせば、自然に体重は落ちます。
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