引き締まった体を作りだす「走る姿勢」のコツ ダイエットで縮む人と、引き締まる人の差

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腕を下げるときに肩甲骨が中央に寄りますが、この動きを意識すると自然に胸が開き、肩の位置も下がります。肩がどうしても上がってしまう人は、一度思いっきり力んでからリラックスすると力が抜けます。

その状態で腕を自然に下ろすと、「正しい立ち方」の完成です。

肩甲骨の動きからすべてが始まる

正しい立ち方でプル動作ができる姿勢が整ったら、次に「肩甲骨」を動かしていきます。

肩甲骨の動きは、スムーズな腕のプル動作のために最も大事であり、走るときの「動力の起点」でもあります。正しい走りは肩甲骨から始まります。そのメカニズムは次のようになります。

腕を振り(引き)肩甲骨を動かす

背骨を通して、その動きが骨盤につながる

骨盤の動きにつられて脚が前ヘ振り出される

足が接地する際の反発力を、推進力に変えていく

肩甲骨を上手に動かすことができれば、脚は自然についてきます。ランニングをしていてすぐに脚が疲れてしまうという人は、肩甲骨の動きがないため脚の力に頼った走りになっていることが多いので、一度チェックしてみてください。

肩甲骨を動かすことは日常生活の中でも無理なく行うことができます。通勤時の駅のホームでの待ち時間や仕事中のちょっとしたスキマ時間を利用して、肩甲骨を上下に動かしたり、寄せたり離したりといった動作を意識して行ってください。ここでは、簡単にそれができるストレッチとエクササイズを3つ紹介します。

肩甲骨まわりのストレッチ:ヒジを90度に曲げて左手を腰の後ろに回し、右手で左ひじを手前に引きます(左右行う)。

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