疲れた体をほぐすストレッチ「5つの秘訣」

心も体もガチガチの状態を劇的に変える

一日中同じ姿勢ばかりで、体が固まっていませんか?(写真:Mills / PIXTA)
日々のパソコン作業、スマホの見すぎで全身がガチガチになっていませんか? 『すごいストレッチ』の執筆陣が、ストレッチの重要性とコツを、コリの仕組みから解説します。

こんな人こそストレッチを!

すこし手を止めて、いまの自分の状態を観察してみてください。

以前より呼吸が浅かったり、体が力みがちだったり、無意識に奥歯にギュッと力が入っていたりしませんか? あるいは眠りが浅く、朝起きても疲れが取れていなかったり。

これは、仕事や家事で体が働きすぎになり、交感神経優位の状態になっているせいかもしれません。交感神経優位とはすなわち戦闘モード。心が休まっておらず、体がつねに緊張状態のままなのです。

そんな体を副交感神経優位の状態に誘導し、心も体も和らげてくれるのがストレッチ。ここでは、より効果的なストレッチで、働きすぎの体をほぐすための5つの知識をご紹介します。

1 そもそも「コリ」の正体は?

仕事やゲーム、読書などに熱中して同じ姿勢を続けていたら、肩や首が痛くなった、という経験は誰にでもあるはずです。本来、筋肉というのは収縮と弛緩(しかん)を繰り返すものなのですが、同じ姿勢を続けていると、収縮のみが行われ、弛緩することができなくなるのです。

すると、体の中でなにが起こるかというと、

 ● 収縮した筋肉が血管を圧迫し続けるため、血流が悪くなる

 ● そのため、酸素や栄養素の運搬が十分に行われなくなる

 ● 乳酸といった筋肉内の老廃物も血流が悪くなることで、十分に排出されなくなる

つまり、酸素や栄養は来ない、老廃物はたまっていくで、痛みが生じるわけです。これがコリの正体です。

次ページ静脈には心臓の力はほとんど及んでいない?
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