職場の「イタい人」は論理思考が破綻している

問題は「コミュ力」以前にあった!

「イタい人」にならないためには?(写真:Graphs / PIXTA)
職場で「イタい」と評される人は、一般的に「空気が読めない」とされている。しかし、実はそれ以前に、「論理思考」が苦手なケースも多いという。
論理思考なら、ちょっとした「基本」を身につければ劇的に改善することも少なくない。こうした「基本」は長い年月をかけて有効性が確認されてきたものであり、知っているのと知らないのとでは、仕事の習得や実践に天と地ほどの差が出るという。
ビジネススクールで学ぶ必修基礎&フレームワークが「1フレーズ」ですっきりわかる、をコンセプトにまとめた『MBA100の基本』をこのたび上梓した著者が、職場でバリューを提供するための基本を解説する。

 

『MBA100の基本』は発売3カ月で5万部を超えるベストセラーになっている(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

この春から社会人になられた方、あるいは新天地に異動、転職された方も多いでしょう。今回は、新しい職場で「イタい人」とならないためのコツを論理思考の観点から考えてみます。

「イタい人」といっても人によって定義は違うと思いますが、よくそのように認定されがちな人の特徴として、以下のようなものがあります。

・場の空気を読めず、あさっての発言をしてしまう
・自己主張がやたらと強い
・他人の言うことを聞かない

これらは結局「コミュニケーション能力」の問題で、さまざまな原因に起因するため、一朝一夕に解決できない部分もあります。しかし一方で、努力で何とかなる部分も少なくありません。ここでは後者の「努力で何とかなる部分」をご紹介します。

場の空気をメタ思考で読み、イシューを押さえよ

まずは、「場の空気を読めず、あさっての発言をしてしまう」への対策です。

論理思考にはさまざまな要素がありますが、広義には、メタ思考と呼ばれる、高次の視点から物事を俯瞰(ふかん)する思考を含みます。メタ思考で最も意識すべき対象は自分です。まずは自分がその場でどのように見られているかを、客観的に自分自身を見ることで把握しましょう。

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