長州の女性起業家は「日本酒革命」を目指す

山口で生まれた唯一無二の日本酒とは?

「夢雀」が完成してから怒濤のような展開だが、これは序章にすぎない(提供:ARCHIS)
ドバイで約60万円の値が付く日本酒「夢雀」の仕掛け人は、古民家鑑定士の女性起業家。そして、この最高級の日本酒を仕込んだのは、知る人ぞ知る山口最古の酒蔵の杜氏(とうじ)だ。全国的には無名のふたりが、日本酒革命を起こそうとタッグを組んだ。

前編:女性起業家が目指す日本酒のドンペリ

コメ作りをきっかけに酒造りへ

「山口市定住サポーター」に任命された当初から地域住民に溶け込んでいた松浦奈津子さんは、山口でも屈指の米どころながら後継者不足に悩む地元の農家から、この地域を活性化するためにどうしたらいいかと相談を受けていた。

そこでまずは徳佐に関心を寄せてもらうために、田楽庵の前の田んぼを使って農業と古民家とファッションを掛け合わせた「田植えフェスティバル」を開催した。

母校の山口県立大学の教授などに声をかけて開催した「田植えフェスティバル」(提供:ARCHIS)
次ページ日本一の超高級米として、高島屋の店頭に
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 子どもを本当に幸せにする「親の力」
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
消える仕事、残る仕事<br>1億人の「職業地図」

コロナ、AI、脱炭素――。私たちの雇用を取り巻く環境が激変しています。今後、どんな職業を選ぶかは死活問題に。2030年に向け「消える仕事」「残る仕事」36業種、「会社員の価値」がわかる9職種を掲載。本特集が職業を改めて考える機会になれば幸いです。

東洋経済education×ICT