
筆者が英語を教える研修生と英語で話していると、たまに相手の言いたいことがよくわからないことがあります。文法的に間違いもなく、発音も上手なのに、うまく伝わらないというのはもどかしいものですね。
英語では、論理的に相手にわかりやすく話すためには知っておかなければならないルールがあり、これを知らずに日本語のルールで話すと、とてもわかりづらくなってしまう可能性があるのです。
今回はプレゼンテーションやディスカッションなどにも役に立つ、英語のロジックについてお話しいたします。英語のスピーキング試験の対策としても大切なポイントですので、ぜひ参考にしてください。
まずは結論を先に述べる

すでにご存じの方も多いと思いますが、英語では先に「結論」を述べるのが、一般的な論理の展開方法です。最近では日本語でも「ビジネスでは結論から述べる」とか「プレゼンテーションは結論を先に」という話もよく聞きますので、それほど耳慣れないことではないはず。
いまさら、「えー、起承転結ではダメなんですね!」なんてビックリする人はいないでしょう。でも、英語で話していると、「起承転結」とまではいかないまでも、結論を最後にもってくる人はいまだによく見かけます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら