北千住は「高卒正社員女性」に人気の街だった

「住みたい街」は、学歴によって大きく変わる

学歴別に住みたい街を調べてみると、高卒で正社員の女性が住みたい街第1位は、北千住でした(写真:rahmananda / PIXTA)

住宅情報サイト「SUUMO」を筆頭に、さまざまなところから発表されている住みたい街ランキング。ただ、一概に“住みたい街”といっても、回答者の属性――学歴、年収、趣味など――によって傾向は変わってくるのではないか。

こうした疑問から、本連載でも以前から取り上げている「住みたい街調査」を、その後も多角的に集計している。

※これまでの「住みたい街調査」関連記事はコチラ
吉祥寺は「勝ちにこだわらない」人の桃源郷だ
西荻窪が「30代おひとり様」を惹きつける理由
秋葉原が30代男性「住みたい街NO.1」の衝撃

 

この調査は、三菱総合研究所が毎年行っている3万人調査「生活者市場予測システム」への追加調査として行ったもので(1都3県在住の20~40代男女1500人)、約2000の質問とのクロス集計が可能である。回答者の基本情報に関する質問だけでも100問以上あり、性別、年齢、学歴、年収、世帯類型、就業状況、雇用形態、住宅所有関係などさまざまな角度から集計ができるし、かつ簡単にクロス集計ができるのが大きなメリットである。

「住みたい街」は、学歴によって違う

この連載の一覧はこちら

今回、学歴を入れた集計をすると、住みたい街に大きく差が出てくることがわかった。

具体的に見ていこう。まず、4年制大学卒の男性が住みたい街は、1位が吉祥寺、2位が鎌倉、3位が新宿などとなり、7位に武蔵小杉が入るなど、一般的な住みたい街ランキングとよく似ている。

次ページ高卒男性の住みたい街は?
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナショックの大波紋
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
  • ルポ「ホームレス」
  • インフレが日本を救う
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
先陣切った米国の生産再開<br>透けるトヨタの“深謀遠慮”

米国でトヨタ自動車が約50日ぶりに5月11日から現地生産を再開しました。いち早く操業再開に踏み切った背景にあるのが、日本の国内工場と米トランプ政権への配慮。ドル箱の米国市場も国内生産も守りたい巨大グローバル企業の深謀遠慮が垣間見えます。